神の愛を伝えたい・・・

シルバーバーチの霊訓より

あなたの性格、タイプはどこまでも大事

霊性を自分で身につけ、自分が鍛え、自分で進化させるのです。今のあなたの高さ、霊的な高さが、死後の永遠の宝となります。」

「人間がその基本的真理に則って生活すれば、地上で享受できるかぎりの生き甲斐ある豊かさを手にすることが出来ます。」

 忠実に真理に則り霊性を高めつつ、獲得できる限りの生き甲斐を享受する生き方が望ましいのですが、その霊的な高さというのは、グラフのように一つの指標で計れるものではなく、山の高さのようなものであり、様々な山容の高さがあると思うのです。

 教養を育み他者に学んで進むべき目標を定める時、つい自他を比較して焦りや自己否定しがちではないかと思うのですが、自分の性格やタイプを否定してしまうと生き甲斐が得られませんし、その人の地上での役割を考えた時にそれはあってはならないことです。

「私たち(高級霊)の願いはあなた方に生き甲斐ある人生を送っていただくこと、つまり内在する才覚と能力と資質とを存分に発揮していただくことです。そうすることが現在の地上生活の目的に適うことであると同時に、やがて死を迎えた時に次の段階への備えも出来ているということになるからです。(中略)そうした人生に最終的に判断を下すのは、あなた自身の”理性”であるというのが私の一貫した考えです。」

「私たちに協力してくださる人々も自分なりの理性、自分なりの判断、自分なりの自由意志を放棄してはなりません。」

 あなたの性格、タイプはどこまでも大切で、それがあるからこそ、あなた独自の才覚、能力、資質を地上生活で役立て、来るべき世界を心穏やかに迎えることが出来ます。真理に忠実であろうとするかぎり、”自分なり”というのは決して利己主義ではないのです。

(「シルバー・バーチの霊訓2」1,2章)