神の愛を伝えたい・・・

シルバーバーチの霊訓より

世界を明るくするスイッチ

「”生”を正しい視野で捉えていただきたい。その中で”死”が果たしている役割を理解していただきたいと思います。人間はあまりに長い間、死を生の終わりと考えて、泣くこと、悲しむこと、悼むこと、嘆くことで迎えてきました。私たちはぜひともその無知ーーー死を生の挫折、愛の終局、情愛で結ばれていた者との別れとみなす無知を取り除きたいのです。そして死とは

第二の誕生であること、生の自然な過程の一つであること、人間の進化における不可欠の自然現象として神が用意したものであることを理解していただきたいのです。死ぬということは生命を失うことではなく、別の生命を得ることなのです。肉体の束縛から解放されて、痛みも不自由も制約もない自由な身となって地上での善行の報いを受け、叶えられなかった望みが叶えられる、より豊かな世界へ赴いた人のことを悲しむのは間違いです。」(「シルバーバーチ名言集」12章)

「死とは第二の誕生」。この悟りこそ世界を明るくするスイッチです。 

 私たちは誰一人として死によって消滅することなくその後も永遠の進化向上の道を歩み続けます。終わりも別れもありません。このことに気づくと世界がどれほど明るく感じられることでしょう。どれほど活力と意欲にあふれてくることでしょう。