神の愛を伝えたい・・・

シルバーバーチの霊訓より

長い長い目で見て瞬間を捉える

せっかく読んでくれる人がいるのだから、なんとか書き続けたい。これも真理について書く動機としてありだと思いたい。 世の中はさらにひどい円安になって、JTBの調べでこのGWに一泊旅行さえしない人が4分の3にのぼるらしいです。とはいえ出かける人はいる…

独り摂理に生きる

霊訓に時々、「愛は摂理の成就」という表現が出てきます。これだけだと意味がもう一つわからないのです。そこで今日の引用です。 「バイブルにも愛とは摂理を成就することである、とあります。愛とは摂理のことです。神の御心です。なぜなら、神そのものがす…

ひどい仕打ちをする人に対して

霊的真理を学び続けるということは、学校の勉強のように新しいことを次々と学ぶのではなくて、ある程度基本の知識を手にしたあとは、それを忘れないようにしつつ洞察力を深めていくことなのだと思います。 「地上生活の究極の目的は”死”と呼ばれている現象の…

真理を知った責任

知識には責任が伴うと言われます。真理を知ったならそれに従って生きなければ。ついそれまでの習慣だからとか、ちょっと面倒くさいからとか、少し気にはなるもののそのまま軽く流して忘れてしまったら、ゆくゆくそのことを大いに悔やむようになるのです。 「…

収まるべくして収まる問題

シルバーバーチの交霊会に参加する人の中には、今と違って(?)、家族や仲間と死後もずっといっしょに暮らせるのか気になる人もいたようです。今なら個人の生活を大事にする人が増えていて、また生活の場そのものが常に変化しやすい状況ですから、そういっ…

地上の時間と霊的時期

セウォル号の事故が起こった時、なんとか子どもたちを助けられないかと願い、それが絶望的となってなによりも苦しさそして悲しさに打ちのめされるようでした。このような事故が不条理と呼ばれるものなのでしょうか。 人の寿命について、各々が地上で果たすべ…

叡智の導き

物的なものは儚い、地上人生を終わればそれらは無に帰してしまう。とはいってもそのことばかり強調したくありません。もっと重要な点が忘れられてしまうかもしれないからです。 私たちは霊である。そして霊として永遠に生きるということが重要なのです。 「…

自分ならではの仕事

霊的知識について知っているか無知のままか、というのが結局のところ死を境にして人が経験する最大の変化です。そうじゃないだろう、体がなくなるのだからと思われるかも知れませんが、あちらは思念の世界なので、体がなくなって魂だけになるのだと知らなけ…

「新しい自由」をお示しします

人は死んでから四十九日立つと成仏できる、浮かばれるそうですが、なにもそこまで待たずとも人は浮かばれるのです。むしろそうならない人、しばらく浮かばれない人は少数派なのです。 「大部分の人にとって死は牢からの解放です。新しく発見した自由の中で、…

達観のすすめ

毎日シルバーバーチから引用しているからといって、私はなにも専門家でも研究者でもありません。そうだったらカッコいいなと憧れはするのですが。そうなるためには、たぶんハードな訓練と研鑽が必要なのでしょう。到底、自分には向きません。 私は霊的真理の…

いちばん大切なルール

「スピリチュアリズムには”7つの綱領”というのがあります。その一つに”各個の責任”というのがありますが、たぶんこれが7つの中で一番大切でしょう。異論や反論の余地のない真実が秘められているからです。あなた方は他人のすることではなく自分のすること…

時間とは幅の広い糸巻のようなもの

今日はいつにもまして一段と妄想の度合いが高いです。 少し前に時間は存在しないという本が流行りましたが、もしそうならばとても大きな慰めになるのではないか。過去は二度と戻らないという、どうしようもない、ただ忘れることでしか克服できない悲しみを取…

意識して眠る

大谷選手も藤井九段も睡眠を大事にします。今やそんな意識の高い人ばかりでなく、一般の人も睡眠を重視するようになってきました。サプリを摂ったりジムに通ったり、そんな足し算を工夫しなくても、食べ過ぎず、お酒や甘いものを避け(できればペットボトル…

優柔不断も悪くない

人生は決断の連続だと言っていつも果敢に決断を下し、たとえその結果が芳しいものでなくてもしっかり向き合って逃げない。そういう態度はとても立派だと思いますが、地上で生きる限り私たちの視野は狭められていて自力では往々にして決断を誤ります。もちろ…

大人はみんな大きくなった子供

いつもここを訪れてくださってありがとうございます。わたし自身そんな気持ちはなかったのですが、ここを訪れた皆さんにとって、今はまさに自我を見出す絶好の機会なのだそうです。そこで自我とはなんだろうと自分なりにちょっと考えてみました。 自我とは別…

「人の為」の真意

z世代の人たちはよく”人のためになることをしたい”と、他の上の世代より語ることが多い印象ですが、人のためになることならなんでもいいのでしょうか。決してケチを付けるつもりはないですし、シルバーバーチも人のために役立つことならなんでもかまわない…

霊の恵みは内省を通じ

「物的な面では、すべての人にいきわたるだけのものがすでに地上にはあります。そして霊的にも十分すぎるほどのものがこちらに用意されています。」 神の恵みは物質的にも霊的にもすでに十分私たちの手の届くところに用意されているのです。”もっと恵みを”と…

ずっと気楽で行きましょう

「私は何一つややこしいことは申し上げておりません。難解な教理を説いているわけではありません。自然の摂理がこうなっていて、こういう具合に働くのですと申し上げているだけです。」 「ですから、悲劇的になる材料は何一つありません。明日を恐れ、不安に…

すべての人が語り手となる

霊媒という言葉があまり好きではなくて、要は真理の語り手と捉えたほうがしっくりくるのです。霊的真理が常識となった世界、つまり未来のあるべき世界となった暁には、わざわざ霊媒などといって特別視することはなくなるでしょう。すべてのひとが高次元の世…

健康についての考え方

歳を取ってくるとみんな健康に大きな関心を寄せるようになってサプリなどを試してみるものですが、霊的真理は健康についてどのように語っているかというと、要は気にし過ぎている、そもそも健康について捉え方が間違っているということです。 「私が見る限り…

神の国の入口に立つ

一年もこの時期になるとどうも騒々しくていけません。こんなときは忙中閑ありと行きたいですね。そしてこんな時こそ内なる神の国に立ち帰られる人は本当に強いと思います。 まわりが騒々しいとついそれを受け入れまいと思って守りに入ろうとするので、結局心…

きちんと考えて行動する

人間は生きていくための最低限の活動を無意識に行えることに加えて、他の多くの生物とちがい意識を与えられ、中でも自由意志という大きな恵みを与えられています。他の生物にはない特徴であるこの精神的資質(能力)を高めていくことは、人間にとって当然の…

責任の範囲

人間は身体的にも精神的にも霊的にも自由であるべきです(パレスチナの人々!)。 しかし自由には責任が伴うと言われます。その人の居場所により、また社会的所属や年齢により、様々な責任が覆いかぶさってきます。その人の表面的な見た目の立場によって自分…

知識は信仰ではない

今日の引用箇所はとても短いです。 「私はスピリチュアリズムが信仰だとは思いません。知識です。」(「シルバー・バーチの霊訓7」10章) ここにおいでの皆さんは、もしそう思いたければスピリチュアリズムのことを信仰と思っていただいていいですよ。・…

豊かさに至る最初の鍵

どれほど物質的に恵まれていても、どれほど権力や高い地位を誇っていたとしても、精神が自由でなければ豊かとは言えない、少なくともその豊かさを味わうことは出来ないと思います。 人生から最大限の恵みを引き出す最初の鍵はあらゆる意味で自由であること、…

真の成功者

昨日も同じテーマで書こうとはしていたのですが、どうも準備が不十分で断念したところたまたま夜に「スノーデン」という映画を見ていたらそのものズバリのテーマだったので、これを逃すわけにはまいりません。 世に成功という言葉はざらにあっても真の成功は…

これからは霊と精神の時代

霊的真理の伝道師であるシルバーバーチが地上に降下したのは今からちょうど百年前、1920年代初頭のことで、それからほぼ60年間真理普及の活動に携わったわけですが、その間地上に起こった変化についてこう述べています。 「大雑把に言えば、地上におけ…

安心とお慰めの土台

神の子は地上にあって安心と慰めの土台の上にすくすくと成長するようにというのが本来の神のご計画です。その土台をもたらすものが親近感や同情心、僚友精神、同志的友情です。家族とかパートナーというものもそもそもそれがきっかけで出来上がってきたのだ…

遠いと思うから遠い

別に他人に公言しなくてもいいから、ただ知っておいてほしいのです。というのも霊的真理は役立つからです。知っているだけで得するからです。 ・・・と書いておきながら一抹の後ろめたさも感じます。知識には責任がともない霊的真理を知って得した人には、そ…

霊の成長における大きな差

私たちはしばしば人を見た目や表面的な性格で判断するのですが、その見た目などの違いがどれほど大きくバラエティに富んでいるにしても、霊の成長度合いにおける違いに比べればドングリの背比べです。霊の成長におけるそれは本当にピンからキリであって、そ…