なんでわざわざ真理を学ばねばならないのか？と感じることがあるかもしれません。そんなめんどくさいことをしなくても楽しく生きられればそれでいいじゃん。どうせ死ぬんだし、と。
あまり生きる苦しみを感じない人がいるとしたらそう考えるかもしれません。しかし、いえいえそうではないのです。
まず第一に、人は深く人生の喜びを味わっていないのです。楽しいことをしたい放題して、その反動で苦しむというとても要領の悪いことをいつまでも繰り返しています。真理を知ってそれに従うことでその状態を脱し、深く人生の幸せ喜びをいつまでも味わえるようになります。
真理を知ることの効用はさらに我々に霊としての自覚をもたらすことで死の恐れを取り除き、無限の可能性に目を開かせてくれます。
そうした霊本来の自由を知って最高に幸せな人生を生きてほしいと、霊界人たちは願ってくれているのです。
「私たちは今、そのあなた（大霊）の仔細をきわめた摂理の一端でも知らしめんとしている者でございます。それを理解することによって、あなたの子等があなたがふんだんに用意されている生命の喜びを味わうことができるようにと願うゆえにほかなりませぬ。
私たちはまた、無知という名の暗闇から生まれる人間の恐怖心を追い払い、生命の大機構における”死”の占める位置を理解せしめ、自分の可能性を自覚させることによって、霊的本性の根源である無限の霊としての自我に目覚めさせんものと願っております。」
（「シルバー・バーチの霊訓３」１４章）
