神の愛を伝えたい・・・

シルバーバーチの霊訓より

受容性の気付き

 神は創造主です。しかし創造したあとは放ったらかしかというとそうではありません。神は摂理です。摂理、法則を通じて極微から極大にいたる世界を完璧に管理されています。個別の事柄に直接タッチされることは決してありません。

 神は自分と無関係な遠い存在ではありません。常に心配りされていますが、直接干渉されることは決してありません。

 そういう神の存在、神の意図に気づき心を開き始めることがすなわち魂の目覚めということができます。

 この受容性が準備できておらず、神のことなんか知らんがな、という人には霊的真理は届きません。

「受け入れる用意の出来ていない人をいくら説得せんとしても、それは石垣に頭を叩きつけるようなもので、何の効果もありません。」

 神が確かにおられ、一人ひとりに心配りされていると気づくようになることが、地上生活の第一の目的と言えます。

「地上への誕生そのものの目的は魂が目を覚ますことにあります。」

「(地上で目を覚まさないまま他界した)自覚のない魂はこちらでは手の施しようがありませんから、もう一度地上へ誕生せざるを得ない場合があります。霊的自覚が芽生えるまでに地上の年数にして何百年、何千年とかかることもあります。」

 さすがに今の時代にこのようなことはないでしょう。

「受容性を身につけ、神の意図された生き方を始める者が増えるにつれて、徐々にではあっても確実に霊的真理が広がっていることを私たちは心からうれしく思っております。」

(「シルバー・バーチの霊訓8」6章)