神の愛を伝えたい・・・

シルバーバーチの霊訓より

幸せになって終わりではない

 霊力とは大霊なる神からいただく大いなる生命力のことですが、単に生命力と言うと、その大いなる生命力の他にその人個人の生物としての生命力をも意味します。通常はこれを指して生命力と言っていると思います。

 生命力は大いに発揮すべきものですが、個人の生命力は欲望の充足の意味合いもあり手放しで無制限にするのではなくコントロールが必要です。

 一方の大いなる生命力は、逆に無理に手を加え体裁を整えないほうがいいです。そんなことをしようとしても人の手に負えるものではないので、むしろ大霊の手に委ねるくらいのおおらかな気持ちでいたほうがいいです。

 たとえ自分の内なる霊的泉から湧き出る力であっても、無理に加工しようとすると悩みが生じ袋小路に陥ることになります。

「ある意味であなた方は、宇宙の大霊とともに宇宙的創造計画の中において、その無限の生命力を使用する責任を担っていることになります。その仕事に邪魔を入れんとする者は必ず後悔します。かつてはこれが聖霊に対する罪、霊力の働きを邪魔する大罪と見なされました。その霊力の流入を存分に受け入れるように心を開けば、その霊力とともに自動的に宇宙の根源的創造主から発せられる恩寵に浴することになります。」

(「シルバー・バーチの霊訓1」7章)