神の愛を伝えたい・・・

シルバーバーチの霊訓より

霊的メタ認知

 自分自身についての霊的なメタ認知というのは、普通のメタ認知でより大きく長いスパンで見るよりさらに高所からの見方になります。自分自身は永遠不滅の霊であるという認識が土台となります。私たちは「自己開発のために地上に降りた霊ーーーいずれは当たり前の生活の場となる霊界でのより素晴らしい生活に備えるために生まれてきた霊」なのです。

 私たちの本来の生活の場、故郷は霊界であるということです。

 この認知、認識をいつも堅持することで地上のあらゆるモノゴトの見方が大きく変わります。

「いったん人間が霊であることを悟ると、この地上生活もその霊性を存分に発揮される環境であらねばならないとの認識が生まれます。すべての悪習、すべての罪悪、すべての悪徳、すべての既得権、すべての利己主義、貪欲、そして残虐性、こうしたものを一掃しなければならないということです。」

 少なくとも表面的なことで一喜一憂している場合ではありません。真に取り組み解決しなくてはならない課題が山ほどあるということに気づきます。

(「シルバー・バーチの霊訓3」2章)