神の愛を伝えたい・・・

シルバーバーチの霊訓より

自分ならではの仕事

 霊的知識について知っているか無知のままか、というのが結局のところ死を境にして人が経験する最大の変化です。そうじゃないだろう、体がなくなるのだからと思われるかも知れませんが、あちらは思念の世界なので、体がなくなって魂だけになるのだと知らなければもとの体のままなのです。

 ところが霊的知識の境界線は急速に広がっていきます。ガイド役の霊が教師になってくれるからです。

「私の世界へやってきた人は死が階段を一つ上ったことを意味すること、大きな解放を得たことを理解します。潜在的能力を発揮するチャンス、地上でなし得なかった仕事をするチャンス、かつては考えられなかったほど生気はつらつとした生活ができるチャンスを得ます。」

 昔は世界全体が貧しく、ほとんどの人が生活のために仕事をしなくてはなりませんでした。そのこともあって、潜在的能力を活かしたその人ならではの仕事ができる人はごく少数だったと思われます。しかし今は時代が違います。

「知識を手にすれば、人生を正面から見つめ、そして悟ります。」

 今ではしっかり知識を手に入れれば、この地上生活を送りながら潜在的能力を発揮し自分ならではの仕事に少しずつでもたずさわるだけの余裕が生まれると思います。もちろんそれで生計を立てるようになるかどうかは完全に別の話ですが、その仕事で生気はつらつとした生活を送れるようにはなるのです。(「シルバー・バーチの霊訓8」3章)