神の愛を伝えたい・・・

シルバーバーチの霊訓より

叡智の導き

 物的なものは儚い、地上人生を終わればそれらは無に帰してしまう。とはいってもそのことばかり強調したくありません。もっと重要な点が忘れられてしまうかもしれないからです。

 私たちは霊である。そして霊として永遠に生きるということが重要なのです。

「あなたが肉体をたずさえた霊的存在であること、地上はいつまでも住み続ける場ではないこと、物的なものは儚い存在であることを悟れば・・・もしもあなたが、死後、霊としてのあなた、不滅のあなた、神性を宿したあなたが蘇って永遠の進化の旅を続けることの意味を悟ることができれば・・・もしもあなたがそうした悟りに到達すれば、そしてそこで叡智の導きに素直にしたがうことができれば、あなたは自然に死後の生活に備えた生き方をするようになります。」(「シルバー・バーチの霊訓8」3章)

 死後私たちは霊として永遠の進化の旅を続けます。このことを悟れば、自然と霊を進化させることに心を注ぐようになるでしょう。そして叡智の導きを求めるようになるでしょう。

 この叡智の導きをどうやって得るのかというと、夢の中でお告げを受けるようなこともあるかもしれませんが滅多にないでしょう。導きはもっと自然に訪れると思います。霊の進化こそが永遠なのだという思いで生活すれば、日々の物的なかかわりに対し、どのように対処すれば良いのか、おのずとわかってくるのではないでしょうか。それが導きだと思うのです。

 物的なさまざまなモノやコトも、霊の進化になんらかの関わりを持つとしたら決して無意味ではありません。霊的視野で物事を見られれば、無意味なものは何一つありません。