神の愛を伝えたい・・・

シルバーバーチの霊訓より

価値観の闘い

「あなた方の世界は影です。光はこちらから出ているのです。あなた方はこちらで立てられたプランを地上で実行させて行きつつあるところです。」

 霊界側ですでに設計図が完成している神による新しい世界へ向けて、地上は(ときには少し後退することはあっても)着実に進歩しています。その新しい世界は、より一層の神の愛と叡智、大いなる恵みを私たちにもたらしてくれます。それは新たに与えられるというよりそれらにようやく気づくようになるということです。受け取る側の意識の問題といえます。

「それを受け取るには、あなた方のほうでやっていただかねばならない仕事があります。それは一方では霊的知識を広め、他方で古い権力構造の面影に貪欲にしがみついている因習的既得権に対して飽くなき闘いを挑むことです。」

 知識の普及はもちろんですが「因習的既得権に対する闘い」とはなにやら非常に大層に聞こえます。しかしこの既得権も大元は価値観の問題だと思うのです。

 お金や財産、地位、時間、(肉体の)健康と生命・・・これらを絶対視する価値観に真理の知識でもって対抗し、勝利できれば、その向こうには大いなる恵みの世界が待っています。

(「シルバー・バーチの霊訓3」3章)