神の愛を伝えたい・・・

シルバーバーチの霊訓より

心は大きな夢の中

 朝遠くの山並みを見上げて、陽光の青空がさらに奥までずっと続く様子を眺めていると、心はのんびりとして学校の夏休みは終わっても霊にとっての夏休みはいつまでも終わらないという気がしてきます。

 日頃の経済生活にどっぷりつかっていると、効率だとか生産性だとかコスパだとかで頭が一杯になりますが、そんなに急いで焦ってどこへ行くのかという気になります。

 どこまでも完璧に神はこの宇宙を経綸なさっています。そのことを考えれば、地上の子らは焦って結果を求めたり目先のことに飛びついたりする必要はどこにもなく、じっくり構えていればいいではないかと思います。といって私のような昼行灯では困りますが。

「私たちはあなた(神)を完璧なる摂理の働きであると説いております。たとえば宇宙に目を向けさせ、その構想の完璧さ、その組織の完璧さ、その経綸の完璧さを指摘いたします。そしてその完璧な宇宙の姿こそあなたの御業の鑑であり、あなたこそ宇宙の全生命を創造したまいし無限の心であると説いております。」

「あなたの子らのすべてがあなたの摂理を理解し、その摂理に従って生活を営むようになれば、すべての悲劇、すべての暗黒、すべての苦悩、すべての残虐行為、すべての憎悪、すべての戦争、すべての流血行為が地上から駆逐され、人間は平和と親善と愛の中で暮らすことになるものと信じます。」(「シルバー・バーチの霊訓3」12章)