人類の豊かさ幸福度を測る基準としてGDPはもはや適当ではないのではないか、と国連などでは議論されているようですが、今頃になってようやくかという思いとともに人類の向上における一歩だと嬉しく感じます。
物的生活はいくら追求しても限界がありますが、霊としての生き方に限界はありません。そのことに気づいた人から向上していくのです。
人間の豊かさや幸福は物的で有限の豊かさ可能性にあるのではなく、いかに自由と無限の可能性を自覚しているかによるのであり、それは目に見えるだけの人生から解放されて、霊的な自我を悟ることによって可能となるのです。
地上における生死は永遠の霊的自我にとって一つのイベントにすぎません。そうであるならどこに私たちの可能性を制限するものがあるでしょうか。
「愛他的動機から人類の向上のために、言いかえれば内部に秘めた無限の可能性を悟らせるために尽力する人は、愛を最高の形で表現している人です。」（「シルバー・バーチの霊訓３」１３章）
