神の愛を伝えたい・・・

シルバーバーチの霊訓より

地上も次元が重複している

「霊能者とか霊媒とよばれている人が進化の先駆けであることに疑問の余地はありません。進化の梯子の一段上を行く、いわば先遣隊です。そのうち心霊的能力が人間のあたりまえの能力の一部となる時代が来ます。地上人類はいま精神的発達の段階を通過しつつあるところです。このあとには必然的に心霊的発達の段階が来ます。」

 これから日本人がどんどん少なくなっていくと日本語を話す人も少なくなり、やがては他の言語に置き換えられてしまうのではないかという気がします。せっかく一生懸命言葉を学んでも分かる人が少なければ意味が無いですから。日本で生まれた日本人でも日常の会話は英語になったりするのかもしれません。

 それとも、ひょっとしたらそれぐらい先の未来には、言葉自体使う必要がなくなっていて世界中の人がテレパシーでやり取りしている、ということも考えられないではありません。少なくとも簡易なヘッドセットを装着して自由自在に多言語を使いこなせるようにはなっているでしょう。

 宇宙人もテレパシーを使うそうですから地球人もやがてはそうなっていくでしょう。そのような心霊的能力の前段階として、今は精神的発達の段階に地球人はいるとのことです。

「人間が五感だけを宇宙との接触の通路としている哀れな動物ではないことをまず認識しないといけません。五感で知り得る世界は宇宙のほんの一部です。それは物的手段で感識できるものに限られています。人間は物質を超えた存在です。精神と霊とで出来ているのです。その精神と霊にはそれなりのバイブレーションが備わっており、そのバイブレーションに感応する別の次元の世界が存在します。地上にいる間は物的なバイブレーションで生活しますが、やがて死を経て、高いバイブレーションの世界が永遠の住処となる日が来ます。」

 地上にいながらでも物的なそれを離れて精神的バイブレーションに感応することは可能です。意識の窓を精神的バイブレーションの世界に向けて開くのです。するとその世界のことが垣間見えるようになります。よく、(その人のことを思っているとばったり出会ったりして)世間は狭いねとか、奇跡的な偶然の一致とか、セレンディピティとか、そういったものは精神的世界を垣間見つつそんな世界の存在を知らないがためにそう思っているだけかもしれません。

 やがてはそのような体験が当たり前になっていってテレパシーも使えるようになっていくのではないでしょうか。

(「シルバー・バーチの霊訓1」10章)