神の愛を伝えたい・・・

シルバーバーチの霊訓より

自由への扉はどこにある

「地上で愛し合った男女が他界した場合、もしも霊格の程度が同じであれば霊界で再び愛し合うことになりましょう。死は魂にとってはより自由な世界への入口のようなものですから、二人の結びつきは地上より一層強くなります。が二人の男女の結婚が魂の結びつきでなく肉体の結びつきに過ぎず、しかも両者に霊格の差があるときは、死とともに両者は離れていきます。それぞれの界へ引かれていくからです。」

 年を取ってから(そもそもの馴れ初めから?)夫婦円満のカギは付かず離れずお互いを束縛しすぎないことです。人はそれぞれ独立した魂であり、その霊格によって志す先が違うからです。

 魂が自由になれば、自ずとその志す先へ向かおうとします。それは活き活きと喜びに満ちた活動です。だからこそ自由なのです。

 地上にいながら魂の自由へと至る扉はどこにあるでしょうか。万人にまちがいなく用意されているのは死です。しかし、それだけだとあまりに寂しすぎます。

 まず地上世界の周りに、奥に、広大で深遠な自由の世界が広がっていることを知り、そこへと至る扉を自分なりに探してみるのです。

 週末の予定を考えること、ノーベル賞に触発されてブルーバックスを読んでみること、美しい秋の空に思いを馳せること、ブログの内容を考え書いてみること・・・。なんでもいいのでどんどん自由への扉を見つけていきましょう。

(「シルバー・バーチの霊訓4」5章)