神の愛を伝えたい・・・

シルバーバーチの霊訓より

脳番外地を開拓しよう

 読む本がなくなってしまって本棚から脳に関する新書を引っ張り出して読み始めたら、忘れていることが多かったです。

 脳には大きく8つの役割を果たす脳番地と呼べる区域(思考、伝達、運動、感情、聴覚、視覚、理解、記憶)があって、いやだとか面倒くさいと感じるのはそこの脳の部位が未熟だからということでした。私は人付き合いが苦手で面倒くさいと思っているので、そこの箇所(伝達系)が多分おそろしく未熟なのだと思います。

 通常人は全脳細胞の1%しか使っていないそうで、残りの99%を開発するのは一生かかっても全然無理とのことです。つまり脳は無限に成長できる可能性を秘めているということなのです。年齢のせいにして何でも面倒くさがっていては(特に男性)、ますますネガティブでつまらない小さな人生になってしまいます。

 脳の成長には欲望と情報が必要です。そして情報は積極的に外に出ていくことで得られます。神は人間を積極的に外に出て人と会うことで神とも出会えるようにと創造されたのだと思います。

「私どもは昇りゆく太陽の中に、沈みゆく太陽の中に、夜空のきらめく星の中に、大海の寄せては返す潮の中に、そよ風とその風に揺れる松のそよぎに、優しい虫の音に、澄み切った青空の中に、そのほか移り変わる大自然のあらゆる営みの中に、あなたを見出すことができます。」

「人間はその霊的資質を有するが故の当然の成り行きとして、物的生命を超えたより精妙なる力、すなわち霊力を知覚せしめるところの霊的能力を有しております。人生を営むことを可能ならしめているものは、その霊力にほかなりません。人間を全創造物から超脱せしめているものもその霊力にほかなりません。思考をめぐらし、判断を下し、反省し、決断し、美に感嘆し、美を賞美し、叡智を授かり、その真価を悟り、知識を獲得し、それを大切にする能力も、霊力あればこそでこざいます。」(「シルバー・バーチの霊訓4」10章(祈り))