神の愛を伝えたい・・・

シルバーバーチの霊訓より

真の権威を信じるならば

 もうすぐ10月ということで職場では思いがけず異動もあり、私も新しい仕事を担当するようになりました。習うより慣れろとは言うものの、新しいことを次々と覚えなければと思うだけで、なんだか脳がユルユルと溶けていきそうな感じです。自分はスポンジだ、スポンジになるのだと心に壁だけは設けないように注意しています。

 こんなとき頼りになるのが神であり神からいただく霊力です。霊力によって困難を乗り越えるのです。それには前段があって、まずその真の権威からいただく真の力の威力を信じることです。信じることで霊力を呼び込むとも言えます。

 何かを信じるというのはそれだけで力が湧くと言いますが、真の権威を信じるからこそ、なお一層思いがけない力が発揮されるのです。それを妨げてしまうのが人間の目に見えるものでなければ満足しない心、すぐに結果を求めてしまうせっかちさです。

 霊力は全次元にわたる普遍、不変の法則から得られます。すぐに人間にわかる変化があるとは限りません。しかし絶対に間違うこともありません。そう信じるのです。それさえできればもう果実が得られたようなものです。

「私たちは絶対的権威者であるところの宇宙の大霊すなわち神の存在を、けっして機能を停止することも誤ることもない法則という形で啓示しようとしているのです。地上世界がその法則に順応した生活規範を整えていけば、きっと再び平和と調和が支配するようになります。」

「霊の力ーーー太古において人類を鼓舞し、洞察力と勇気、同胞のためを思う情熱と願望を与えたその力は、今日においてもすぐ身近に発見できる法則の働きの中に求めようとする心がけ一つで我がものとすることができるのです。」

(「シルバー・バーチの霊訓4」4章)