神の愛を伝えたい・・・

シルバーバーチの霊訓より

日常の中に瞑想を

 見た目に囚われない心、あまりに短絡的に結果を求めない態度と同時に、忙しい日常の中にあっても心を静かにして瞑想の時を持つのがいいようです。

 それは、そもそも地上生活を始める前しっかりと心に刻んでいながら、生まれると同時にすっかり忘れてしまった地上にあって果たすべき課題について思い出させてくれるからです。

「次のことを知っていただかねばなりません。・・・忙しい時間のいくばくかを割いて、背後霊との霊的な交流をもつことを心掛けてくださると、背後霊はとても助かるということです。これは何度も申し上げていることですが、背後霊とのつながりを求め、たとえ表面的には何の反応もなくても、霊的にはかならず何かが起きているものです。」

「心を空にして穏やかな気持の中で精神統一するだけで十分です。

 その統一状態の中で霊の力が働くのです。そうした静かな精神状態というのが、物的生活に振り回されている騒々しさに一時的にストップをかけることになります。そのわずかな時間を霊性の開拓と、自宅内での霊的存在の認識へ向けたことになります。

 地上の人間は静かな精神状態をもつことの効用を十分に認識しておりません。私がよく申し上げているように、あなた方にとって無活動の時が私たちにとって活動の時なのです。あなた方が静かに受身の心でじっとしている時が私たちにとって一番近づきやすいからです。」(「シルバー・バーチの霊訓7」6章)

 忙しい中でボーッとすることは時間のムダのようであって、実は人生進路をその都度修正するためのなくてはならない時間なのです。