神の愛を伝えたい・・・

シルバーバーチの霊訓より

諦めを知らない世界

 真理を知る随分前(知ってからも長い間)、私はなぜ死ななくてはならないのかと、頭では理解しても心では納得できていませんでした。

 母親といつまでも一緒にいることはできないし、(たった一度きりの限りある人生ならば)灘中や東大に行くことは出来ないし、社長や金持ちになったり豪華な家や美しい庭も持てないし、世界中すべての国で暮らすことはおろか旅することさえ出来ないし、美しい女性全てと仲良くすることはできないし(それどころか見聞きすることすらかなわない美しい人で世界はあふれている)、なによりも世界の万物について知り学ぶことができません。

 誰でもそうかと思いますが、若い時はエネルギーにあふれて、自分の可能性が限定されていることに悶々とするのです。

「精神統一をなさることです。時には煩雑なこの世の喧騒を離れて魂の静寂の中へお入りになることです。静かで受身的で受容性のある心の状態こそ霊にとって最も近づきやすい時です。静寂の時こそ背後霊が働きかける絶好機なのです。片時も静寂を知らぬような魂は騒音のラッシュの中に置かれており、それが背後霊との通信を妨げ、近づくことを不可能にします。」

「精神を静かに統一するよう工夫することです。すると次第に役に立つよい考えが浮かんでくるようになります。背後霊のオーラとあなたのオーラとが融合する機会が多いほど、それだけ高度なインスピレーションが入ってきます。」

(「シルバー・バーチの霊訓2」1章)

 精神統一して、自分が永遠の霊である、すなわち何も諦めることなど必要はない、私は永遠に生きるのだから。このことを悟るならば、悶々とする日々から次第に解放されていくことでしょう。