日々健康に過ごせることがどれほどありがたいことかと改めて考えさせられます。病気になったら仕事が難しくなり収入が減って食事にも困るようになれば更に困窮がつのります。一人親家庭などは特に大変だと思います。そのような事情もあるのか健康や長寿に関することは社会の関心が高く、興味をそそられる分野でもあります。
世の中にいくつも健康法や関連の書籍が溢れていますが霊的真理ではややこしいことは語りません。大事な、ただ一つの大原則を説きます。それさえ守れればあとは些細なことです。それは肉体・精神・霊を存分に働かせよ、ということです。
真理はまず人間が地上で生きることになった目的について「物的身体に宿った霊にさまざまな体験をさせ、次の段階、つまり肉体の死後から始まる生活にそなえることです」とし、「それを達成する最も良い方法は、地上の人間を構成している霊・精神・肉体の三位一体の機能を存分に発揮させることです。そうすることによって、その三つの次元の機能が一つに調和して働くのです。」
人間は動物であると強く思います。体と精神をよく動かし霊を存分に機能させる、つまり世のため人のために働けということでしょう。それがより良く生きる、つまり健康に生きる大原則です。
それ以外のことは小さなことです。できるだけ自然な食事（人工添加物や内分泌撹乱物質に毒されていない）をこころがけ不摂生をしないことぐらいではないでしょうか。（「シルバーバーチ最後の啓示」88頁）
