歴史は勝者の歴史とされ強いことがすなわち正しいと、これまで力を求めて争いごとが絶えることはありませんでした。より破壊力のある強力な兵器をもって戦う双方がエスカレートしていき、今や最終的に核兵器が使われようとしています。そうなったらもう最後、残るのは勝者も敗者もなく無が残るのみではないでしょうか。全員が敗者と言ってもいいでしょう。
霊の眼を通じて見れば強いことが正しいことではなく、正しいことが強いのです。霊的に正しいことが常に勝つようになっているのです。
「大霊の目から見て正しいことであるがゆえに、私たち霊界の者は、地上のいかなるものよりも強力な霊力を結集しているのです。」
「私たちは大霊が定めた摂理（法則）をお教えしようとしているのです。それを守りさえすれば、地上生活に健康と幸せをもたらすことができるからです。」
日常生活においても常に霊の目で見て正しくあることが結局は常に勝利を納めるのです。一時の勢い、繁栄は昔の人の言ったように必衰なのです。（「シルバーバーチの教え」3,6章）
