神の愛を伝えたい・・・

シルバーバーチの霊訓より

心掛けの事始め

 年も改まり、またシルバーバーチの霊訓も一通り読み終えてしまったので、趣向を変えて日々のキーワードを素材にしつつ書いていくことにしようと思います。どう転ぶかわかりませんが。ちなみに今日のキーワードは国民の統合とか、年始のメッセージとかそういったものです。

 年始の一般参賀天皇陛下のメッセージがありました。イギリスでもチャールズ王の年始のメッセージがあったとのことです。なぜこのように年のはじめには国民全体への呼びかけがどこの国でも行われるのでしょうか。誰もが一人では生きられない、全員が運命共同体の一員であることを思い起こし、みんな仲良く共存共栄していきましょう。ということではないでしょうか。だから国民の統合を象徴する人々からメッセージが発せられるのだと思います。とはいえ今や各国がバラバラにそれをやっているだけでは済まなくなっています。もっと大きな視野に立たねばなりません。

 ここで高級霊界からのメッセージを紹介しようと思います。

「既成宗教のドグマや信条の束縛から精神を解放しなければなりません。無意味なもの、霊的価値のないものに忠誠を尽くすことなく、真実のためにのみ働き、これまで何千年もの長きに渡って地上人類を束縛してきたドグマをめぐる戦争や論争や不和をなくさなければなりません。

 私たちは、大霊(神)を共通の父として全人類が霊的に同胞であるという福音を説きます。その福音の理解を妨げるのがこの世的な概念であり、間違った土台の上に建てられた教会であり、既得権力の横暴であり、狭量で独裁的な支配者の高慢と強権です。

 私たちの教えが地上に広まるということは民族間の離反の終わりを意味します。国家間の障壁の消滅を意味します。」(「シルバーバーチの教え」3章)

 今年は人々の目が国家の枠に縛られずもっと大きな視野で考えられるようになっていかねばなりません。それはもう待ったなしなのです。