相手から認められず失望させてしまうのではないかと恐れたり、逆になんとか相手に認めてもらって喜んでほしいと願ったり、そういう気持ちが強すぎると自然な愛の流れが滞ってしまいます。小さな自我がしゃしゃり出てきて気持ちが揺さぶられ、疲れます。やはり自然な愛のためにも平静心、自信、受容力が必要です。
とはいえ人間の愛は結局不確実です。その中で疲れた時（に限らず常日頃から）、絶対確実な愛に心を開いて休息を得ましょう。それは一人ひとりの背後の霊からの愛です。背後霊のあなたへの愛は絶対揺らぐことがありません。たとえあなたがそれを嫌って知らんふりをしたとしても、その愛が止むことはありません。それは、彼らの愛が宿命であり摂理つまり法則だからです。背後霊の愛にあなたが導かれ成長することが宇宙の定めなのです。
「あなた方を今日まで導き、これ以後もより一層大きな霊的回路とするための受容力の拡大に心を砕いてくれている背後霊の愛に目を向けてください。（中略）日常の煩瑣な雑事の渦中にあって、時にはわずかの時間を割いて魂の静寂の中に退避し、己の存在の原動力である霊性に発現のチャンスを与えてください。」
（「シルバー・バーチの霊訓１」８章）
