神の愛を伝えたい・・・

シルバーバーチの霊訓より

永遠なるものとしての仕事

 昨日お休みをいただいて久しぶりに嵐山の天龍寺に枝垂れ桜を見に行ったら、平日なのにすごい人で、しかもほとんど外国人ではないかという勢いです。関西では今後万博もありますしこれからますます観光客が増えそうです。かと思うと2025年には四人に一人が後期高齢者になるとかで特に京都は全国一、人手不足になる予測だそうです。

 嵐山のような人だかりの地には働く人がそれなりの人数必要です。

 仕事とはどんな職種でも結局人との支え合い助け合いだと思います。給料や地位、効率、生産性、希少価値、定年制、経験といろいろ大事なことはありますが、どんな仕事にしても、まずはこの支え合い助け合いという永遠に続く人間関係の視点で捉えるべきかなと思います。

「永遠なるものを日常の出来事を基準にして判断しても駄目です。あなた方はとかく日常の精神によって色付けされた判断、つまり自分を取り巻く環境によって判断を下しがちです。(中略)これは物質の中に閉じ込められ、朝目を覚ました瞬間から夜寝るまで日常的問題に追いまくられているからです。」

「霊の世界の存在を知った者は、より大きな生活の場を垣間見たことになります。宇宙の構造の内奥に触れたがゆえに無責任なことができなくなります。置かれた世界に対する義務と責任をいっそう自覚するからです。決してそれを疎かにせず、また物的なことに心を奪われたり偏ったりすることもありません。」

「この真理があなたの生活を支配し始めた時、それに伴う内的静寂と冷静さが生まれ、日常生活の一つ一つに正しい認識をもつことができるようになります。」

 支え合い助け合いの役割を今はこのような仕事の形を通して行うのだ、という認識です。

(「シルバー・バーチの霊訓1」4章)