神の愛を伝えたい・・・

シルバーバーチの霊訓より

”永遠の命”への理解

 太古の昔から人々が”永遠の命”を切に求めてきたのはただ文字通り生き続けたいだけでなく、死とそこから派生する恐怖から解放されたいからでもあると思います。永遠に生きることが確実であれば、多少苦しいことがあっても、いずれはそれを克服してより強い自分になるのだと思えて、恐怖心に囚われることはなくなるでしょう。

「恐怖心は霊気を乱します。あなたの心が限りない、そして弛むことのない確信に満ちていれば、霊的真理を手にしたがゆえの不屈の決意に燃えていれば、この無常の地上において、その心だけは決して失意を味わうことはありません。」

 永遠の命への確信を自分のものとするために自分を支えて永遠に生き長らえさせる力についての理解が不可欠です。

 永遠の命は単に生き続けるためにあるのではなく目的があり、それを知って理解し、実践に向け努力する中で、なるほど自分は確かに永遠の命を得ていると思えるようになってくるのです。

「物質界に起きるいかなる出来事も真のあなた、不滅で無限で永遠のあなたに致命的な影響を及ぼすことは出来ません。あなたは、背後にあってあなたを導き支えている力が宇宙最大の力であること、あなたを神の計画の推進のための道具として使用し、その愛と叡智と真理と知識を何も知らずにいる人々に教えてあげようとしている愛の力であるとの、万全の知識を携えて前進することが出来ます。」

(「シルバー・バーチの霊訓2」5章)