神の愛を伝えたい・・・

シルバーバーチの霊訓より

霊媒にも自宅待機がある

 広い意味での霊媒活動でブログ発信などもそれに含まれると思うのですが、こういった仕事にはオンとオフがはっきりしない、というか常にオンの状態でないと満足できないような思い込みが霊媒側にあります。しかし霊界にも労働基準監督署のようなものがあって休む時は休むようお達しがあるのであり、地上側でもっともっととせがむのは一種のエゴになりかねません。そう望む心の裏にはもっと自分を役立てることで常に大きな満足感を得ていたいという心理があると思うからです。

 この仕事においては地上側はあくまで道具であり霊界からお呼びがない時は、不安や不満をかこつことなく安心して休息していれば良いのです。

「これまでの長い年月を霊界で過ごしてきた私は、地上の同胞を導く仕事に携わるスピリットが採用するさまざまな手段を知るところとなりました。それでわかったことは、それには一つのパターンがあり、私どもに協力してくださるスピリットの全てがそれに当てはめられているということです。そのパターンは仕事を開始するに先立って、きちんと取り決められます。

 手を差し伸べて良い範囲があり、でしゃばってはならない限界があり、しゃべってはならない時があり、今こそしゃべるべき時があり、それに加えて必ず、その時々の環境条件による制約があります。しかしそのパターンは厳然としており、指導に当たるスピリットはすべからくそのパターンに従わなくてはなりません。」

「こうした指導体制は私たちに協力してくださる人々全てに当てはまります。断言しますが、この仕事に携わるに至るまでの酷しい試練をくぐり抜けた人が生活に困ったり、見捨てられたり裏切られたり、スピリットに対して抱いていた信頼心が挫けたり確信を失ったりすることは決してありません。」

 真理普及、霊力の注ぎ口としての役割は一生続きます。定年退職はありません。人によっては死後も立場を変えてずっと続きます。ですので仕事にあぶれたと思って汲々することはなく、ゆったりと構えていればいいのです。

「もうしばらく待たれれば再び霊媒能力を使用することができるでしょう。その時、前よりも一段と強力なものとなっていることを知られるはずです。」

(「シルバー・バーチの霊訓2」6章)