神の愛を伝えたい・・・

シルバーバーチの霊訓より

その人本来の生き方

 朝刊の本の広告でハイデガー存在と時間(漫画版)が載っていて、自分本来の生き方ができるようになるとか宣伝されていました。もちろんこんな難しい本を私は読んだことはありませんが、その宣伝文句が本当なら、本の内容はぶっちゃけていうと時間に縛られる必要はないよ、ということだろうと思います。時間に縛られず永遠に生きると思えば自由になれるはずだからです。

 意識できるかできないかは別にして、私自身の確信するところによれば、私は霊界と磁石のようにくっついていると思っています。ということならば、次のようになります「(霊力が地上に根付くことで)すでに道具、媒体、チャンネルができているのですから、あとはそれを通じて言いたいことを述べるだけです。伝わり具合の問題がありますが、少なくとも磁気的なつながりができたわけで、それは容易に切れるものではありません。」

「磁気的なつながりが出来上がってしまってからは、事がずっと簡単になります。私たちの世界を通して高い界からの霊力が地上へ届くようになるからです。人間の方から進んで内的自我を開発する意識に目覚めてくれれば、死の関門を通過するまで待たなくても、今すぐからその真の自我を発揮することになります。」

 少なくとも理屈の上では私が磁気的にあちらの世界とつながっていれば、ここに集われる皆さんにもその磁力が及び、皆さんそれぞれに内的自我を開発してくだされば真の自我を発揮できることになります。つまり本来の自分を生きることができるようになるのです。

(「シルバー・バーチの霊訓2」7章)