神の愛を伝えたい・・・

シルバーバーチの霊訓より

霊の力による真の希望

 何をしたら良いかわからない、何をする気にもならない、セミの大合唱の中に消え入って、仕方ないからただ眠りこけてしまいたい。あるいは気が重くなることが次々と思い出されて何もないところ、何をしなくてもいい境遇に逃げ出したい。そんな気分になることはないですか。自分はそこまでみじめじゃないということでしたらご免なさい。そう聞いてみたのは何を隠そう自分自身がそうだからです。

 愛と寛容と忍耐の裏返しである、嘲り、怒り、不平不満を発散してくる人を見ていて心が沈みがちになります。

「悲哀に満ち、悲涙にむせぶ人、苦痛に喘ぐ人にあふれ、何のために生きているのかを知らぬまま、首をうなだれ行先が分からずに彷徨っている人が大勢います。」

 そのような人々に対する最強のエネルギーチャージが霊の力です。しかもそれは心を開くことですぐに手にすることができます。

「そこで私どもが人間のすぐ身の周りに片時も休むこと無く澎湃(ほうはい)として打ち寄せる、より大きく素晴らしい霊の世界があることを教えに来るのです。そうした障害を破壊し、莫大な霊力、すべてに活力を与えるダイナミックな生命力をすべての人間が自由に享受できるようにするためです。」

「目にこそ見えませんが、霊の力こそ真の慰めを与え、魂を鼓舞し、元気づけ、導きを必要とする人々に方向を指し示してあげる不変の実在であることを、その霊力自らが立証します。」

「その生命力がこれまでの人類の歴史を通じて多くの人々を鼓舞してきました。今でも多くの人々に啓示を与えております。そして、これから後も与え続けることでしょう。」

 ちょっとしんどいなという時は、どうか霊の力を受け取って、活力と希望に満ちて生きてください。

(「シルバー・バーチの霊訓3」3章)