神の愛を伝えたい・・・

シルバーバーチの霊訓より

神と水入らず

 人間にとって最も身近で長い水入らずの関係といえば親子関係ですが、それと同じかもっと水入らずなのが神との関係です。神は遠い存在ではありません。私たちは神の一部、神は肉親よりも近い親なのです。ですから自分と神との間に何者かを介在させてはいけません。神について学ぶために教会などの宗教組織、団体に参加することはあっても、それを自分と神との間に割り込ませてはいけません。

 ここのところが勘違いを起こしやすいのです。人間や人間のこしらえたものを通して神を見ようとするから歪んでしまうのです。端的に言えばイエスに学びはしてもイエスを信仰してはだめなのです。

「いかなる人間でも、たとえ地上で最高の聖職にある人でも、あなたと神との関係に干渉することは許されません。あなた方の存在にとって必要なものは、あなた方自身が無限の啓示の宝庫から引き出すことができるのです。あなた方が神と呼ぶところのもの、私が大霊と呼ぶところのもの、すなわち全生命の背後の普遍的摂理は、永遠にあなた方と切っても切れない絆で結ばれております。」

(「シルバー・バーチの霊訓3」5章)