神の愛を伝えたい・・・

シルバーバーチの霊訓より

脳を出し抜く

 残念なことにアルコールの摂取はたとえ少量でも脳神経に害になるということが事実として明らかなようです。しかも時々の大酒よりも少量でも毎日飲む方が悪いそうです。

 これからワインのおいしい季節で我慢しなくてはならないと思うと残念なのですが、ただでさえ脳の回転が遅くて職場に迷惑をかけることのある現状では対策しないわけにはまいりません。

 すでにビールについてはノンアルで十分おいしいものを見つけているのですが、ワインはどうでしょう。しかも値段もビールのようにはいかないようです。

 しかし酔って気分よくなるのも脳の作用ですから、脳を騙すことができればいいわけです。アルコールそのものよりも香りの成分が気分に大いに影響を与えるようです。

 地上生活における大変重要な臓器である脳。しかし霊的視点からすればこれも霊が地上で自己表現するための道具にすぎません。道具ですからうまく騙しながら使うというのも大いにありです。

 たとえば全き愛は恐れを除くといいまして、人が完全な愛を抱いていられれば(対人)恐怖を感じなくて済むわけです。しかしそんな愛を人は持つことはできないと脳では考えています。愛とは好きな人に対して感じるものとどこかで思っているからです。ここでその思考回路を組み替えてやるのです。

 すべての人は神の子。神はすべての子供を愛す。老若男女問わず人間の好き嫌いや愛憎に関わりなく完全に愛しているはずです。神が愛しているものをどうして人間ごときが粗末にすることができるでしょう。私が完全に信頼している神、その神が大切にされる人々ですから、私も大切にするのです。そのように考えるクセ、思考回路を作ってしまえば好き嫌いとは関わりなくどんな人をも大事にする愛するというのは(すぐにできなくてもいつか)可能になるのではないかと思うのです。

 その人が自分に対してどんな態度でいるのか、それに惑わされなければいっそう全き愛は近づいてくるのでしょう。