神の愛を伝えたい・・・

シルバーバーチの霊訓より

50代で生まれ変わる

 霊的真理の一丁目一番地は単純素朴な真理、つまり人は死なない、です。大部な霊訓もこのことを「手を変え品を変え」語り続けているのです。なぜならこのこと一つだけでも信じる人の身となり肉となれば「精神的革命」をその人にもたらすからです。少し考えるだけでも、永遠に生きられるなら何をし始めるにしろ遅すぎることはないし、何かしそこなったと嘆くことも焦ることもなくなります。失敗しても何度でもやり直すことができます。

 私にとって最近の再発見としては、以上のことに加えて脳細胞が1%しか使われておらず、一生かかっても脳を開発しつくすことができないということです。人生百年時代を思えば50歳にしてまだ赤ん坊のようなものです。脳の抵抗に打ち勝ってまだ開発されていない部分に理性の光を当て、工夫をこらし、使いこなしていく努力を一生続けるべきです。

 寿命が百年ならちょうど50歳で全く生まれ変わるというのは絶好のタイミングです。

「人間の思想を一変させるのは何気なく耳にする言葉であることもあります。ほんのささやき程度のものであることもあります。一冊の書物の中の一文であることもあります。新聞で読んだたった一行の記事である場合だってあります。私たちが求めているのも同じです。単純素朴なメッセージによって、教義でがんじがらめとなった精神を解放してあげ、みずからの知性で物事を考え、人生のあらゆる側面に理性の光を当てるようになっていただくことです。」(「シルバー・バーチの霊訓5」2章)