神の愛を伝えたい・・・

シルバーバーチの霊訓より

万人にとっていちばん大切なこと

 霊的真理、生命の真理を知り、さらにそれを心から納得できれば、日々の細々としたことに煩わされることなく、明るく自信に満ち力強く生きていけるようになります。が、そういったことは真理のもたらしてくれる付随的作用にすぎません。

「私たちの仕事は、その(科学者の探求の手が及んでいない霊の)大きな世界、霊の宝庫へ目を向けさせ、暗闇と無知の中で道を見失っている数知れない人々に、霊的真理を知ることによって得られる導きと慰めと確信をもたらしてあげることです。それとても実は私の望んでいるところの一部に過ぎません。肉親を失った人を慰めてあげること、悲しみに暮れる人の涙を拭ってあげること、こうしたことは実に大切なことです。確かにこれも私たちの使命の一部ではあります。しかしもっと大切なことは、そうした体験を通じて自分とは何か、本当の自分とは何なのか、何のためにこの地球という惑星に生を享けたのか、より一層の向上のためには何を為すべきかーーーこうしたことについての正しい認識を得させてあげることです。それが一ばん大切なことです。」(「シルバー・バーチの霊訓2」10章)

 そもそも私たちは何者なのか。すべての人にとっていついかなる時でも最も大切なこと、それは何なのか。そういったことに対する深い認識を真理はもたらしてくれます。