神の愛を伝えたい・・・

シルバーバーチの霊訓より

寄り道を恐れない

 寄り道はしないほうが良いとは思うのですが、寄り道することを恐れる気持ちが強すぎると、たとえ正しい道を歩めたとしても、せっかくのそのありがたさを受け止め損ねてしまうと思います。霊的真理の歩みは「豊かな人生観」をもたらすはずなのに、それでは豊かになれません

 我が身を振り返ってなぜ自分は人と親しくなれないか友人ができないかと考えた時、人に対する恐れ、自分が薄っぺらな人間であることを見透かされることへの恐れという理由がある他に、人付き合いの中、これは自分の道ではない、もっと自分ならではの自分を高める過ごし方があるはずだという一種の傲慢さが自分自身を貧しくしていたと気づくのです。

「神は決してお急ぎになりません。宇宙は決して消滅してしまうことはありません。法則も決して変わることはありません。じっくりと構え、これまでに啓示されたことは、これからも啓示されていくことがあることの証明として受け止め、自分を導いてくれている愛の力は自分が精一杯の努力を怠りさえしなければ、決して自分を見捨てることはないとの信念に燃えなくてはいけません。」(「シルバー・バーチの霊訓6」5章)

 霊的に豊かになりたいのであれば、出会う一人ひとりに神の愛をもってじっくり接するように努めるべきなのです。