神の愛を伝えたい・・・

シルバーバーチの霊訓より

スペアの効かない私たちの身体

 自慢するわけではないのですが自分は物持ちのいいほうで服とか靴とかカバンとか流行り廃りのないものをもう何十年も使っています。しかしこれはそれぞれ何種類かあるものを交代させながら使っているから長持ちするのです。

 同じ道具でも身体の方はどうでしょう。たったの数十年でももつかどうかわからない。持ち物とちがってスペアがないからです。そう考えると急に人生の短いことが痛感させられます。

 身体は大切に、というか上手に長持ちするように使っていかねばなりません。当然のことですが身体は取っ替え引っ替えすることも新しく買うこともできないからです。

 それに加えて思うのは、人と会っているときだけでなくいつも心を穏やかにしていようということです。イエスさまも、私は柔和で心のへりくだった者だから私のくびきを負うて私に学びなさい、とおっしゃっています。

 なにもない時でも柔和な表情でいようと思います。

「心に思うままがその人となります。その人の為すことがその人の本性に反映します。死後のいかなる界層においても同じことです。身体は精神の召使いではなかったでしょうか。はじめは精神によってこしらえられたのではなかったでしょうか。」

(「シルバー・バーチの霊訓6」7章)