神の愛を伝えたい・・・

シルバーバーチの霊訓より

安心とお慰めの土台

 神の子は地上にあって安心と慰めの土台の上にすくすくと成長するようにというのが本来の神のご計画です。その土台をもたらすものが親近感や同情心、僚友精神、同志的友情です。家族とかパートナーというものもそもそもそれがきっかけで出来上がってきたのだと思います。ところが現代はそれが希薄な時代です。

「地上世界での仕事は困難をきわめます。冷え切った心、歪んだ心の持ち主、私たちからの叡智や指導はおろか、みずからの愛すら感じなくなっている人々が大勢います。そうした中にあって親近感や同情心、僚友精神や同志的友情がいかに大きな元気づけとなるものであるか、ご存知でしょうか。」

「ならば、道を見失い、同情の言葉に飢え、導きと慰めと希望の言葉を求めてその日暮らしの生活に明け暮れている気の毒な人たちのことに常に思いを馳せようではありませんか。そういう方たちはみな、この世に自分一人だけ取り残されたような悲哀の中で生きているのです。そういう人たちこそ私たちが霊力の行使範囲に導くために何とかしてあげなくてはならないのです。物憂い悲嘆の生活を一変させ、希望の光と真理の感触とを生活の中にもたらしてあげることができるのです。」(「シルバー・バーチの霊訓7」8章)

 私たち(スピリチュアリスト)は霊的真理に基づき失われてしまった親近感、同情心、僚友精神、同志的友情を取り戻したいと考えているのです。