神の愛を伝えたい・・・

シルバーバーチの霊訓より

霊的真理は専門知識ではなく土台

 シルバー・バーチはよく自分のことを霊界のマウスピースだと言っています。地上人の間に降り立ったメッセンジャーは真理の知識の専門家のように見えますが、霊的視野からすれば知識の地上への流入口の一つに過ぎないというわけです。決して特別視してはならないのです。

 霊的真理は地上人にとってかけがえのない宝物ですが、宇宙全体からすれば当たり前の知識と言えます。地上人もいつまでもただありがたがっているばかりでなく、真理を当たり前の土台としてその上に人生を築いていかねばなりません。

「私たちはほぼ一世紀にわたって、霊的真理を基本とした教えを地上に根付かせようと努力してまいりました。それこそがこれから築かれていく新しい秩序の土台である以上、なんとしても困難を切り抜けなくてはならないからです。」(「シルバー・バーチの霊訓5」4章)

 霊的真理は土台なのです。人間は霊として永遠に生きるのであり、その目的はいつでもどこでも自らの神性を顕現しつつ人のために役立つことで霊的に成長すること。これがなにも特別なことではなく当たり前にならなくてはならないのです。