神の愛を伝えたい・・・

シルバーバーチの霊訓より

”自分は自由だ”と朝日が気づかせてくれた

 今朝の朝焼けは美しくなんだか元気が湧いてくる一時でした。地上の街々も一斉に朝日に照らされ目覚める感じです。モノレールで通勤しているとたまにそんなことを感じます。どうして嬉しくなるのか考えてみるとその行き着く理由は自分が自由だということに気づくことなのかもしれません。

 自由とはどんな状況の中でも主体性を失わないこと。他人の考えとか古い価値観に盲目的に支配されないことだと思います。今朝の新聞記事にアメリカのシンクタンクが発表した台湾有事のシミュレーションが載っていて、台湾単独で応戦したら負け、アメリカ参戦日本中立なら中国優位で膠着、日本も協力したらアメリカ優位で膠着となっていました。

 しかしそもそもなんで中国は台湾を力づくで自分のものにしようとするのでしょうか、中華人民の夢だからでしょうか。といってその夢を本気で求めている人がどれほどいるのかとも思います。

 中国だけじゃないですがみんな古い価値観とか伝統に縛られてしまっているのではないでしょうか、形あるものが、かつてあったものがさも尊く見えて今本当に大事なものは何か目隠しされてしまうのではないでしょうか。

 永遠を旅する魂である私たちは、地上世界にちょっと腰かけているだけなんです。目に見え手にすることのできるものだけが全てと信じることは、自分から自由を放棄していることになります。

「地上人類は古い神話や伝説を、ただ古くからあるものというだけの理由で大切にし過ぎています。真理と時とは必ずしも手を携えて進むものではありません。幼少時代に教え込まれ大切にしてくた信仰を捨て去るのが容易でないことは、私もよく承知しています。しかし、魂が真に自由になるためには、理性が納得しないものは潔く捨て去ることができるようでなくてはなりません。」(「シルバーバーチの教え」8章)