神の愛を伝えたい・・・

シルバーバーチの霊訓より

休み明けの重苦しさの対処法

 学校も三学期が始まって今年もいよいよ本格始動となってくると何故か心が沈みがちです。毎日同じことの繰り返しがまた始まって希望も展望も見いだせないのです。すみません。世の中にはさあこれから頑張るぞという人が多いでしょうに、こんなことを口にするのに何の意味もありません。が、そんな偽らざる気持ちを外に出すことで少し楽になる部分があるのです。

 同じような毎日の暮らしの中で気持ちを前向きにするには日々何かしら発見すること、それも生活に彩りを添えてくれるような発見をすることです。が、簡単なことではありません。

 日常生活は二歩下がって三歩進むように螺旋を描いているようで、そんな中自分の新しい可能性に気づくようなことはめったにありません。しかしもしそれを発見できて喜びが生まれるとしたら、そこでは魂が新しい自我を表現しようとしていると捉えることが出来ます。

 より大きく深い自分を表現できるのではないかと気づいてそれまで手つかずだった部分を開拓しようとし始めるのです。そこに霊力が発揮されます。

 さて日常生活の中で、そのように霊力の発揮を必要とするのが苦しいことを乗り越える際です。結局、気分が重苦しい時も愚直に突っ切ることが一番手っ取り早い解決法であり成長の近道ということにもなります。

「あなた方は大霊の一部であり、発現すべき無限の神性を秘めています。その神性が発現した分だけ、より高い次元の摂理との関わり合いが生じます。」

「私たちは、大霊と自然法則の存在を説きます。私たちは大霊の法則の働きを示す道具です。イエスもやはり大霊の道具であり、地上の人間にとっての良き手本です。あなた方も大霊から授かった霊力を発揮しさえすれば、イエスと同じ生き方ができるようになるのです。」(「シルバーバーチの教え」8,10章)