神の愛を伝えたい・・・

シルバーバーチの霊訓より

みんな同じ船に乗ったもの同士

 潜水艦が舞台の映画にはハズレが少ないと言われます。閉鎖空間に濃密な人間関係も相まって緊張感が高まります。大きく見れば地球も広大な宇宙の海を漂う潜水艦みたいなものです。しかも何かあったとしても絶対に助けてもらえません!そう考えればもっともっと真剣にみんなで助け合わなければならないはずなのです!

 地上はみなで助け合い励まし合うことを学ぶ学校でもあります。身近な狭い地域でも同じです。強い人はいいんですが声もあげられないまま弱ってしまっている大人や子どもたちが助けを得られるような環境がもっと整えばと思います。子ども食堂が増えてきているのもその一環だと思いますが、ネット社会ですからブログを発信したりすることで励ましたりできないものでしょうか。弱っている人にそんなブログが届けばと願います。

 命が大切と口々に語られ、そのとおりなのですが、弱ってしまっている人にはなぜ命が大切なのかを伝えなければ、ああそうですかで終わってしまう気がします。

 命は大切にしても粗末にしても、無いものにすることその人から奪うことはできません。自分自身でもできません。命は自分のもののように見えて実はそうではありません。神によってその人に永遠に預けられたものなのです。だから決して粗末にしてはなりませんし、自分や他人が身体をどんなに痛めつけようとも(霊的あるいは魂の)命は奪えませんし、深奥の生命は傷つくことが決してありません。神はその人に命を預けて強くたくましく生きていってほしいと願っておられます。その願いをまず何よりも強く受け止めてください。

「時には押しつぶされて不遇から抜け出せないこともあるでしょう。しかし、完璧な信念に燃えていれば、いつかはきっと地上生活での困難を克服することが出来ます。大霊の象徴である太陽に向かってこう言うのですーーー”私は大霊の一部だ。私を破滅させるものは何もない。私は永遠の存在だ。無限の可能性を秘めた存在なのだ。有限の物質界のものは決して私を傷つけることはできない!”と。もしこれだけのことが言えるようであれば、あなたが傷つくことは絶対にありません。」(「シルバーバーチの教え」6章)