神の愛を伝えたい・・・

シルバーバーチの霊訓より

魂は探求する

 京都の女子駅伝でいきなり全国に知れ渡ったドルーリーさんですがその後もニュースに取り上げられ続けています。なにしろ可愛いですからね。と、こう書くとセクハラになってしまいますのでもう触れませんが、駅伝とかに特に興味のないおじさんにとってはもうこれで十分なのです。

 ところがそんな程度で収まるはずもない才能の持ち主らしく驚異的な脚力はもちろん、絵を描いても書道をやってもバスケをプレーしても抜群なのだそうです。天は二物を与えず(?)どころか4物を大盤振る舞いしています。しかし他にいろいろなことをされたらもっと才能が開花するであろう雰囲気です。

 あまりに別世界の出来事なのでなにも感じない人もいるでしょうが、その道で努力されている人からすれば、羨みたくもなり妬みたくもなり自己卑下したくもなったりすることでしょう。

 非常に若くして天才的な人には遺伝が絡む場合と、もともとその道で大成した霊がその人を通して再生してきている場合があるそうです。だとすると年をとってからでも何かを始めたくなったとして、今更やってもしょうがないと止めてしまってはならないのです。ひょっとしたらグランマモーゼスさんみたいになれるかもしれないし、なれなくてもその後の霊界における修行を通じ、再生人生の時には相当な才能を発揮し社会に影響を与えることになるかもしれないからです。

 ドルーリーさんと比べるべくもなく私はゼロですが、もし魂が何か探求しようとし始めたならば、それがいつであろうと遅すぎることはなく、いくら時間がかかったとしてもやがては1物になっていきます。

 魂は永遠の時をかけ探求し続けるものだからです。

「何もしないでじっとしているよりは、真実を求めて忍耐強く努力するほうがよいでしょう。進歩のために努力し続けることが大切なのです。死後にも生命があることを知ったからといって、真理探求の道が終わったわけではありません。自分が大霊の分霊であり、それゆえに何の支障もなく死の関門を通過し、すべてが続いていくことを理解した時、さらなる探求の歩みが始まります。それが本当の意味での出発なのです。」

(「シルバーバーチの教え」13章)