神の愛を伝えたい・・・

シルバーバーチの霊訓より

借金も肥やし或いは真のご利益

 ものの本によると富裕層の人もそうでない人も借金はするけれど、その意味合いは随分と異なる。富裕層はレバレッジを効かせて借金の何倍もの収入を手にし、そうでない人はただ生活のために消費してしまう、と。だから大学時代の奨学金で一千万近くの借金を背負うことになった著者はスタートの時点でマイナスであり就職氷河期を避けるためわざと留年する友人たちが信じられなかったそうです。ですが、その借金のお陰で本も書けたし起業することもできたと考えれば、決してただマイナスで終わったのではなく、大きくプラスに転じることができたことになります。

 借金も捉え方活かし方によって成長のための肥やしとすることができるのです。

「魂の偉大さは苦難を乗り切る時にこそ発揮されます。失意も落胆も魂の肥やしです。魂がその秘められた力を発揮するにはいかなる肥やしを摂取すればいいかを知る必要があります。それが地上生活の目的なのです。失意のどん底にある時は、もう全てが終わったかの感じを抱くものですが、実はそこから始まるのです。」

「苦難や障害に立ち向かった者が、気楽な人生を送っている者よりも大きく力強く成長していくということは、それこそ真の意味でのご利益と言わねばなりません。」(「シルバー・バーチの霊訓1」3章)