神の愛を伝えたい・・・

シルバーバーチの霊訓より

身体の引力を脱する第一ロケット

 魂が目覚めたら今度は起きていなくてはなりません。居眠りしてしまったらまた痛い思い、悲しみや苦しみで叩き起こされることになります。

 しかしずっと起きていることは難しい。それはなぜかというと魂の上に重ね着している身体が重いからです。どれだけ魂にフィットした軽い身体でいられるかがその人の魂の発達程度に関わってきます。

「霊的な受け入れ態勢が出来るまでは決して真理に目覚めることはありません。こちらからいくら援助の手を差し伸べても、それを受け入れる準備の出来ていない者は救われません。霊的知識を理解する時機を決するのは魂の発達程度です。魂の進化の程度が決するのです。」(「シルバー・バーチの霊訓1」3章)

 重い身体を引きずったままだと、いくら霊界から救いの手を差し伸べようとも救われないのです!そこで身体の脱皮を急ぐ必要があります。

 どうすれば地上にいながらにして身体を脱皮できるでしょうか。身体のこと、物的欲求に過度に心奪われないようにすることも大事です。それと同時に身体をおろそかにすることがあってはなりません。このバランスを取るのに重要なポイントがあります。それが私たち(の本体)は霊であるという認識です。身体が病気になりガンになり滅びてしまうことがあっても、霊である私たちはビクともしません。霊として永遠に生きるのです。この認識を強く持てれば持てるほど、身体の重力圏を軽やかに離脱することができます。