神の愛を伝えたい・・・

シルバーバーチの霊訓より

真理受け入れへの助走

 真理を土台とする価値観からすれば、それをモットーとし実践するようになるまでの段階として、人生のいかに早い段階で受け入れの準備を整えるかということがとても大事になってくると思います。いわゆる霊性の目覚めを迎える準備です。そのために人は様々な苦しみや困難を味わうことになります。

 私の場合ここで親ガチャの問題を考えてしまいます。自分自身ではなく我が子についてですが、彼女からしてみれば私はまさにそれになると思います。経済的というより日常生活上で幼い頃からもっと色々な遊びや体験に連れて行って、もっと楽しさや喜びを味わわせてあげればよかったと後悔しています。両親とも車を運転できないこともあり気軽に遠出というわけにもいかなかったのですが。

 これから同世代との付き合いの中でそのような経験格差が大きいために苦しんだり悲しんだり怒ったり心を閉ざしたりしがちになるのではないか。とはいえこういうことは誰もが多少は味わうことだろうとは思いますが。

 もしもそんな甲斐性のない父親のもとで育ったことからくる苦しみであっても、それを肥やしに本当の自分に目覚めるきっかけにできるのではないか。今の私にできることはそこへ向けてそれとなくお膳立てを整えることなのかもしれません。考えてみれば私自身もそういう苦しみを乗り越えて今があるのですし。