神の愛を伝えたい・・・

シルバーバーチの霊訓より

固定観念が可能性を奪う

 人は〇〇だから✕✕だ、という推論をよくやっていてアブダクション推論とかいうそうですが、ある程度的中する(そのため言語の進化などに役立つ)けどハズレもよくあるとのことです。

 今日の引用箇所は霊訓の中でも特に有名な(?)箇所です。「鏡に映るあなたは本当のあなたではありません。真のあなたの外形を見ているに過ぎません。身体は人間がまとう衣服であり、物質の世界で自分を表現するための道具に過ぎません。」

 人は見た目に囚われます。男だから女だから、若いから年寄りだから、キレイだから不細工だから、病気だから健康だから・・・、そうやって自分や他人を決めつけようとします。中には本心ではそんなことはないのになと思っていても、知らず知らず決めつけを受け入れて自らそのように演じていることもあります。

 しかし霊的に見ればみんな魂であり、男女も老若も美醜もありません。真にフラットに自他を捉えなければせっかく神から与えられている可能性を奪ってしまうことになります。

「あなたは永遠の霊的存在であり、全大宇宙を支えている生命力、全天体を創造し、潮の干満を支配し、四季の永遠のめぐりを規制し、全生命の生長と進化を統制し、太陽を輝かせ星をきらめかせている大霊の一部なのです。その大霊と同じ神性をあなたも宿しているという意味において、あなたも神なのです、本質において同じなのです。」(「シルバー・バーチの霊訓5」2章)