神の愛を伝えたい・・・

シルバーバーチの霊訓より

無知(は克服されていくと)の知

 霊的真理がもたらす大いなる恵みをあらためて書きますとこうなります。

「人間は物的身体ではなく永遠なる霊的存在であり、年齢とともに衰えることなく、内部の神性が開発されるにつれてますます光輝を増していく存在であると説いているのです。」

 死はおろか老いることさえ気にしなくていいのです。私たちは霊として永遠に生きるのであり、永遠に神性を開発し続け、その豊かさと美しさを永遠に喜び続けられるというのが人生の真理です。

 その神性ですがどうすれば開発できるでしょうか。

「知識こそすべての者が所有すべき宝です。無知は未知なるものへの恐怖心を生みます。この恐怖心こそ人間の最大の敵なのです。判断力を曇らせ、理性を奪い、いい加減な出来心で行動する人間にしてしまいます。これでは人生から喜びと美しさと豊かさを見出すことはできません。」

 確かに人間は無知ですが、そのこと自体を知るというだけでなく、その無知の部分もやがて克服することになるのだと知っていること。未知の恐怖に負けて臆することなく、これはチャンスと思って(その人なりでいいので)経験を重ねることで、神性が発揮されていきます。

 これらは霊的真理のもたらす大きな恵みです。

(「シルバー・バーチの霊的7」3章)