神の愛を伝えたい・・・

シルバーバーチの霊訓より

恩恵⇔責任

 クローズアップ現代でやっていましたが、コロナ禍で苦しむ子どもたちの声は、寂しい、何のために生きているのかわからない、といったもののようです。

 このような声にこそ霊的真理は答えることが出来ます。私たちは真理を通じて神は決して万人をお見捨てにならないこと、一人ひとりに進化成長と宇宙創造に参加するという目的が与えられているということを教えていただいたのではないでしょうか。このことがどれほどの恩恵であるかいつでもお思い起こしたいと思います。

 そうして子どもたちにもこの恵みを知ってもらえるように一人ひとりが真理で燃焼しましょう。それができれば霊力の燃料がさらに補給され、ますます喜びと充実感の恩恵を得ることもできるでしょう。

「本日ここにお集まりの皆さんは、どこへ赴いても、特権を担っておられます。何となれば、より大きな生命の世界(霊界)の存在について、霊的実在について、そして人生の基盤である永遠の霊的原理について、チラリとではあっても、しっかりとご覧になっておられるからです。

 同時に皆さんは、インスピレーション・啓示・霊的真理・霊的叡智ーーーそのほかどういう用語を用いられても結構ですーーーそうしたものを手にされたことによって、少しでも悟りに近いものを獲得され、”考える人”を悩ます人生の難問のいくつかについての解答を見出されたという点において、特別な神の恩恵に浴しておられます。

 が、しかし、そうした恩恵をどう使用するかについて、大きな責任も付いて回ることを忘れないでください。難しく考えることはありません。ご自身が小さな灯台となるように心掛ければよいのです。暗闇の中に霊の光を放てばよいのです。その光によって、道に迷っている人が心の安らぎと人生の理解へつながる道を見出すことになるのです。」(「シルバーバーチ最後の啓示」124頁)