神の愛を伝えたい・・・

シルバーバーチの霊訓より

背後霊との協調体制

 思いがけずとばっちりを被ることはよくあることです。未熟な者同士が肩寄せあって狭い地上でくらしていますから。だからそういう事故が起こらないよう願ったって構わないのですが、実際はどのような状況になろうとも、たとえ理不尽なとばっちりを食う羽目になったとしても、それを通して一人ひとりに最善になるよう落着くことになっています(死ぬことすら決して最悪ではないというのが霊的真理です。というか真理には最悪という言葉はありません)。振り返ってみればどんなことも結局、自分(だけじゃなく周り)にとって良いことになるわけです。背後霊が一人ひとりに最善になるよう導いてくださるからです。目に見えることのみで判断してああして欲しいこうなればいいのにと心騒がすのは、結局背後霊の邪魔をすることになりかねません。色々想像してああだこうだとややこしく考えることは必要なくて、そうなったらそうなったで感謝する。これが背後霊との協調体制にとり有効でスムーズでもあり更に感謝なことに楽ちんです。

「問題は、人間はとかく自分たちにとって都合の良い時機に都合の良い結果を要求することです。それはできません。こちらの条件に合わせて(霊的援助、指導を)行うしかありません。本当はその方があなた方にとってもベストなのです。私たちはあなた方よりも広い視野で眺めていますから、どういう事態があなた方自身にとって一番良いかの判断ができます。人間の頼み事を全部その通りに叶えてあげたら、とんでもない事態になりかねません。」

(「シルバーバーチ最後の啓示」171,172頁)