神の愛を伝えたい・・・

シルバーバーチの霊訓より

すべての物事の土台

 どれだけ理屈をこねて”良く出来た話”にまとめ上げてもそれが仮の土台に建てられたものならやがて崩れてしまいます。無理に信じ込もうとしてもダメです。本物の土台に建てられたものだけが永遠に続くのです。

 真理で土台として尊重されるものは二つしかありません。神とその摂理です。すべてはこの二つの上に成り立っています。それ以外のものをいくら大切だと思ってもこの絶対の土台から外れたとたん崩れてしまいます。

 戦争が駄目なのも人間に苦痛と悲しみしかもたらさないからだけでなく、もっと根本的に摂理違反であるという理由で駄目なのです。戦争に反対するのもその点から始めなければ長く反対し続けることはできなくなります。

「戦争は、人間は地上界を離れる時期がきたときに肉体から去るべきである、という摂理に反することになるからです。大霊の子が、よくぞ平気で神聖なる摂理を犯すものだと、私たちは呆れるばかりです。」

 神とその摂理をもっと理解すれば、戦争なんて起こるはずがないのです。

(「シルバーバーチの教え」18章)