神の愛を伝えたい・・・

シルバーバーチの霊訓より

本性に蓄えるコト

 最近家の本が散らかってきて新しい本棚を探していたら、ヤフオクでアンティークの美しそうなのを見つけて落札できました。身の回りを美しいもので満たしていくことは喜びなのですが、これは物欲という以前に自分の性格、本性とかかわっているような気がします。

 死んだら美しい調度品自体は持っていけませんがそのような環境で育んだ生活の経験は真の自我を豊かにしてくれるのではないでしょうか。自分の本性に蓄えられるものとは何だろうかと考えたくなります。

 モノよりコトとはよく耳にしますが自分の場合も何か体験だろうと思います。今朝も美しい朝焼けの空をせつない気持ちで眺めつつ、もっとこ大空を味わいたい、美しさの中に包まれ感じたい、そのような経験こそ自分の本性が求め蓄えたがっているコトのような気がします。

「物的存在物はいつかは朽ち果て、地球を構成するチリの中に吸収されてしまいます。ということは物的野心、欲望、富の蓄積は何の意味もないということです。一方あなたという存在は死後も霊的存在として存続します。あなたにとっての本当の富はその本性の中に蓄積されたものであり、あなたの価値はそれ以上のものでもなく、それ以下のものでもありません。そのことこそ地上生活において学ぶべき教訓であり、そのことを学んだ人は真の自分を見出したという意味において賢明なる人間であり、自分を見出したということは神を見出したということになりましょう。」

(「シルバー・バーチの霊訓6」10章)