神の愛を伝えたい・・・

シルバーバーチの霊訓より

愛と叡智への旅

 地上生活の期間は身体の健康維持にも少々努力しなければなりませんが、そこを卒業し霊の生活を再開すると、そこではひたすら魂の向上をめざす世界です。それでもサボりたがる人はいるようですが。

 魂進化の階段は上から下まで無数にありますので、向上の過程はその人の現在の段階からの孤独な旅路です(旅の途中で様々な人との出会いがあるにしても)。それは旅ではありますが少し謎解きの要素もある探検と呼ぶほうがいいかもしれません。一人ひとりが自分に足らないもの未熟な部分を見つけ出し、それを克服していく歩みです。

「みなさんも人間である以上各自に歩調というものがあります。進化とは絶え間ない成長過程です。成長は永遠に続くものであり、しかもみんなが同時に同じ段階に到達するとはかぎりません。各自が自分の魂の宿命を自分で成就しなければなりません。それまでに手にした光明(悟り・理解力)と、直面する困難を媒体として、その人独自の教訓を学んでいかねばなりません。それを自分でやらねばならないのです。他人からいくら知恵の援助をうけることができても、魂の成長と開発と発達はあくまで当人が自分の努力で成就しなければならない個人的問題なのです。」(「シルバー・バーチの霊訓6」11章)

 みなさんはどんなイメージを持ちますか。私は松明を片手に目の前に現れた謎の石碑を解読しながら、道なき道を切り開いていくインディージョーンズのような姿を想像するのですが。皆さんお一人お一人がそんな冒険者だとすると、霊の生活は非常にワクワクするものにちがいありません。