神の愛を伝えたい・・・

シルバーバーチの霊訓より

宿命

 普段あまり使わない言葉ですが、だれもこの宿命と無関係ではいられません。それは人間として生まれた以上必ず背負うものではありますが、嫌々背負わされるものではありません。むしろ生きる目的であって、これがあってこそ人生に意味があるとさえ言えるものです。愛の神がそれぞれの人にふさわしいように与えてくださったものだからです。その宿命を宿題のようにとらえてはなりません。 

 ただしその本当のありがたさがわかり、達成に向け邁進していくためには超えなければならないハードルがあることも事実です。

「常にその一つに目標を置いてください。すなわち魂を生命の実相に目覚めさせることです。それがすべての霊的活動の目標、大切な目標です。」

「さまざまな霊的現象も、究極的には人間が例外なく神の分霊であること、すなわち霊的存在であるというメッセージに目を向けさせてはじめて意義があり、神から授かった霊的遺産を我がものとし宿命を成就するためには、ぜひその理解が必要です。」(「シルバー・バーチの霊訓6」2章)

 霊としての自覚を得て、霊的視野で自分自身の存在価値を捉えられるようにならなくてはなりません。